統合型顧客管理システム「F-RevoCRM」をベースに
次世代営業支援アプリ「ebiss」を共同開発
平素よりF-RevoCRMをご利用いただきありがとうございます。
シンキングリード株式会社は、この度、日本食研ホールディングス株式会社と、統合型顧客管理システム「F-RevoCRM」をベースにスマートフォン対応営業支援アプリ「ebiss(エビス)(以下ebiss)」を共同開発しました。
日本食研について
日本食研は「もっと美味しく・もっと便利に」をスローガンに、問屋や卸売り業者を通さず、製品企画から研究開発、製造、販売、物流までの全工程を自社で担う「製販一貫」のビジネスモデルで成長し続けている企業です。
共同開発の経緯と課題
日本食研は、毎年順調に売上数字を伸ばしていましたが、飲食店等で採用された商品が継続して注文されないことから、商品の「販売数」を重視した営業スタイルに課題を抱くようになりました。この課題を解決すべく、日本食研は一度採用された商品を長く使用してもらえるような提案を行うことで取引先への貢献を目指す、「質」重視の営業改革に取り組みました。この改革による営業スタイルの変化に伴い、質重視の営業活動に適した新しい営業支援ツールの検討と共同開発に踏み切りました。
約50社を比較した結果、最終的に以下の理由からシンキングリード(F-RevoCRM)が開発パートナーとして採択されました。
- F-RevoCRMの拡張性
- 確認/要望事項に対するレスポンスの速さ
- シンキングリードの営業改革に寄り添った提案
シンキングリードが行ったこと
シンキングリードは日本食研の課題を解決すべく、システムの仕組みを0から作り上げるために以下の取り組みを行いました。
- 営業課題の実態把握を目的とした営業同行、ヒアリング
- 理想とする営業プロセスの設計を目的とした要件定義
- 現場での使い勝手の向上を目指した4ヶ月間のトライアル&エラー
導入の効果
【営業スタイルが「数」から「質」へ変化】
課題であった「販売数」重視の営業スタイルが、飲食店等の定番品として長く使用してもらうための「リピート(提案)営業」を主とした「質」重視の営業へ変わり、現在、新たに採用された商品の継続率やリピート購入された商品の金額が改善されたという結果が出ています。
【営業活動の「エンカレッジ※」を実現】
この度共同開発・導入したebissは、各営業の成功事例を共有し、賞賛を送る機能が搭載されています。この機能は今まで共有自体が難しかった成功事例を、所属営業所の垣根をこえ、全国の営業員の間で共有することが可能です。これにより成功事例のノウハウを手軽に自身の提案に活かせるようになったことからebissのコンセプトである「エンカレッジ」を実現しました。
利用者からのコメント
日本食研ホールディングス株式会社 品川営業所 エリア開発第1グループ 主任 丹呉颯汰さまより
今まではアポイント取得した際に、自身のスマホとパソコンで予定を管理しておりました。ebissに変わりアポイント取得後すぐに予定とその得意先様へ「何を提案するか(ヨミ)」をスマホ1台で記入できるようになったので、時間の短縮と管理の効率化に繋がっています。また、全国の営業員から情報を集められる点が非常に気に入っています。写真付きで投稿する社内SNSの機能から提案のアイデアを得ることができ、自身も投稿することで全国の営業員へ自身の成功事例を発信できるので、まさに「エンカレッジ」できていると感じています。